置き土産

一度に大量のうんこを見た日

僕がフロント業務をしていた会社での話。そう、陽子ちゃんや斉藤さん、栄子さんらがいた会社です。

ここの施設は建ってからかなりの年数が経過しており僕が入社した当時からあちこちガタがきてのトラブルが多発しているようなところでした。特にボイラー関係と上下水道関係は常にアキレス腱を抱えながらだましだまし運営しているような状態だった。

ある日の深夜勤務。その日は珍しく若い女の子の団体が泊まりに来ていた。
団体とはいっても10人のグループだったが、うちの施設に若い子が、それもグループで来るなんてことは中々珍しいことだったので僕のテンションは少し上がり気味だった。正直に言うとその中に僕好みの可愛い娘がいたのでただそれだけで浮かれてしまっていました。

日付が変わるギリギリの時間に外出から戻ってきたその娘達はみんなかなり酔っ払っていて、フロントにお酒臭さと身体から発するいい匂いを残すと女性専用の雑魚寝部屋へと消えていった。

翌朝、朝食の時間が始まると、前日とは別人のように化粧をキメて可愛く着飾ったお嬢さんたちが女性用ロッカーからゾロゾロと出てきた。 みんな大きな荷物を抱えていたので朝食を取らずにお帰りなのかと思ったが、荷物をロビーの隅にまとめて置くと全員朝食会場へと入っていった。思いっきり無用心だけど今日はお客さんの数が少ないしフロントから見える場所だからいいか・・・

20分ほどした頃、昨日から目を付けていた安めぐみ似の髪の長い娘が、みんなより一足早く朝食会場から出てくるとロビー奥にあるトイレに入っていった。この時間は大浴場のトイレが清掃中になるのでお客さんの使えるトイレはこのトイレしかない。ここはフロントの女性陣がうんこの時にも使っているところで個室が10個並んでいる大きなトイレだ。

(安ちゃんがトイレに行ったぁ~♪ 食後だし・・・うんこかなぁ?)

5分くらい経ってからほかの娘達も朝食会場から出てくる。そのうち何人かはそのままトイレへと入っていった。 数分後に何人かがトイレから出てきてまた違う娘がトイレへと入っていく。安は出てこない。

(安ちゃんが出てこない♪ほぼうんこ確定~♪・・・ん?)

グループの娘達の様子がおかしい。トイレから出てきた娘がロビーで待っていた娘になにやら耳打ちをしている。それを聞いた娘が「えぇ~」なんて驚いているところをみると何かトラブルでもあったのか?一瞬フロントに緊張が走ったがどうやらそれほどの事でもないようだ。その後2人が大爆笑している。 しかしその大爆笑を見ている僕の視線に気付いた2人が急に気まずそうな顔をしてヒソヒソ話に転じたあたり、何かがあったこと自体は間違いないようだ。

耳打ちされた娘もトイレへと入っていった。 結局10人全員が入れ替わりでトイレに入るのを確認できたが、 さすがの僕も全員分のトイレ滞在時間をフロント業務をこなしつつ行う事はできなかった。

ロビーには7人の女の子が出発の準備を終えて座っている。 この中には一番最後にトイレに向かった耳打ちされた娘も入っている。そもそもまだ出てきていない3人以外の娘はみんな数分でトイレから出てきていた。安は出てこない。

歯磨きや化粧の手直しなら女性用ロッカーに専門の場所が設えてあるし今日はお客さんが少ないのでわざわざそれをトイレでやる必要などない。

いまトイレに籠っている娘の目的は「トイレ」そのものだ。

安が出てきた。

たぶん手を洗った時に捲ったんだろうけれど、ロビーで待っていた娘と談笑しながらその捲りあげた白いシャツの袖を元に戻してる姿が「ひと仕事終えた感」を醸し出していて妙にエッチだ。トイレ滞在時間15分ちょっと。たぶんうんこだろう。

(こんなに清楚っぽい娘でもうんこはするんだな・・・)

そう思いながら何気なく会話してる様子を眺めていると安も僕の視線に気付いたのか急にヒソヒソ話になった。 それほどしないで残りの娘達もトイレから出てくる。それぞれトイレ滞在時間は7~8分程度。 たぶんこの娘達もうんこで間違いないだろう。結局、安の滞在時間が一番長いという結果となった。

全員がロビーに出揃うと先ほど耳打ちされてた娘が代表で会計にやって来た。
そしてその他の娘達はそのままロビーから出て行く。

「ありがとうございました。またお越しくださいませ!」

僕の声に会計をしていた娘を含めた数人の娘が笑顔で会釈をしてくれた。しかし安を含めたトイレに長時間こもってた娘たちが目を伏せてそそくさと表に出てしまったように見えたのは僕の気のせいだろうか?

その後10分ほど経った頃、フロントの内線電話が鳴った。

「はいフロントです!」
「おう!ハルか?いま水が止まってたの直したからロビーの便所の水が流れるか見てこい!」

チャンスメーカー菊池さんからの電話

ボイラー技士の菊池さんだ。この会話だといつから止まっていたかもわからないがこちらから質問をすると怒る人なので黙って従うしかない。 いつも理不尽で粗暴な菊池さんが僕はちょっと苦手だった。 ただ、 以前にも似たようなパターンで陽子ちゃんの残り香を嗅ぐことができたので菊池さんは僕にとってのチャンスメーカーでもあった。人生とは分からないものだ。僕はフロントの相方に事情を説明してロビーのトイレへと向かう。

(最近よく水が止まるなぁ・・・あっ、さっきの娘たち・・・)

さっきの娘達がヒソヒソ話をしてた理由がやっとわかった。 いつのタイミングで水が止まったかまではわからないがあの娘達のうち何人かが水の流れないトイレで用を足したことだけは間違いないようだ。 僕はウキウキする気持ちをあえて抑えて男子トイレの確認から行っていく。男子トイレの個室は女性用トイレの半分の5個だ。

(うわぁ・・・やっぱりクサイ(´・_・`))

入口でトイレのスリッパに履き替えてる最中から男子トイレ内にうんこのニオイが漂っているのがわかった。 いくらうんこ好きの僕でも男性のうんこは汚物でしかないのでそのニオイを嗅いで気持ちが悪くなってきた。個室5個中1箇所にしかうんこは無かったが、その和式便器に横たわる便のニオイが男子トイレ内全体を支配している。

(そういえば何人かトイレから出てくるのを見たな。)

僕はあえて犯人探しをせずに息をできるだけ吸わないようにしながら換気用の窓を開け、 小用を含め全ての便器の水が流れるのを確認してから男子トイレを後にした。

次は女子トイレだ。

(え~っ・・・男性用より・・・クサイ(´・ω・`))

女性用トイレに入るということで、 一応入り口の前から大きな声でその旨を伝えるための声掛けをしようとしたが、そのために吸った空気が既に異様に臭かった。スリッパに履き替える前の段階で既に臭い。しかもこの段階で男性用より臭かった。

僕はスリッパに履き替えて女性用トイレの中に入った。 トイレの中は男性用とは比べ物にならないくらいの臭気が漂ってる。いや、籠っているといった表現の方が正しいだろう。 元々トイレ自体に染み付いているアンモニア臭に女性特有の甘ったるい匂い・・・生理のようなニオイ・・・そして便臭。それらすべてが混じって独特のニオイを作り出していた。

(このニオイの元が全部あの娘達のだったら興奮できるのに・・・)

いつから断水していたのかが分からない現状では、このニオイの元に常連の老婆たちの作品が関係している可能性もまだ捨てられず、 ほぼあの娘達の作品が主流のニオイではあっても素直に興奮することは出来ない。

(それにしてもクサイな・・・(´・_・`))

ショックを受けながらも仕事のために個室の一つ一つを確認していく。 ここのトイレは全部で10個の個室があり、 入口から向かって右側に6つ、 左側に4つという変則的な設え方をされていた。両方一番奥だけが洋式便器であとは全て和式便器だ。昭和の頃の建物なのでこれはしょうがない事だろう。

(最初の和式便器は未使用。よし!水は流れる。つぎは・・・あぁ・・・)

2つめの和式便器に使用後の跡が残っていた。便器内に使用後のペーパーがある。しかし和式便器の底の水が少し黄色くなっているだけでペーパーは便器前部の水溜まり部分に捨て入れられていた。

(ここはオシッコだ。よし!ここも水は流れる。3つめは・・・)

(ここもオシッコだけだな・・・水を流して・・・さ~て、4つめ・・・あぁ(*_*))

うんこ和式ひとつ目(コロコロうんち)

まだ何も見る前に臭気だけで4つめがうんこの使用後だということがわかった。駅にあるような上下に隙間があるパーテーション個室でしかも扉は開けっ放しであるのに個室に入ると僕の臭気メーターがぽんっと跳ね上がる。 視線を便器に下ろすと便器の底の部分に使用感のないペーパーが不自然に被せられていた。

(あぁ~やっぱりうんこがあったか・・・しょうがない。流そう・・・)

うちの施設は水洗の勢いが弱いので、僕がフラッシュレバーを踏んで水を流そうとすると、ゆっくりと流れ始めた水がペーパーを水溜り部分に流し込む前に一旦水で包むように湿らせてペーパーを半透明にした。

(あっ、コロコロうんちだぁ(´・ω・`))

半透明のペーパーの下から濃い焦げ茶色のコロコロうんちが透けて見える。
そんなに大量ではなかったがゴルフボール大の便が数個視認できた。

(誰のだろう?あの娘達の誰かのかな・・・?)

あの娘達のうちの誰かのだと確信さえできれば胸いっぱいにこのニオイを嗅いで興奮モードに突入できるのだが、 どうしても僕の脳裏には老婆の姿がチラチラとあらわれてしまい完全な興奮をすることができない。

(いつから断水してたんだろう?あの娘たち以外に誰か使ったんだろうか?)
(まっ、いま考えてもしょうがないか・・・さて、5つめ・・・)

(ここもオシッコ。つぎは洋式・・・)

残り香だけの洋式

右側に6つ並ぶトイレのブースの一番奥は洋式便器になっている。向かいにある左列奥の洋式トイレもそうだが、 両奥に設えてある2つの洋式トイレだけが構造上未使用でも扉が閉まった状態になっていた。ドアノブの印が青になっているのを確認してそのまま中に入る。

(・・・ん?)

入った瞬間に微かな便臭のようなものを感じた。便器の蓋は閉じた状態。期待を込めて僕は蓋を開けた。

(・・・ん?)

便器の中には使用後のペーパーだけが残っている状態だった。一部は水溜り部分に沈んでいたが上に乗っかった状態のペーパーがまだ濡れずにそのままの状態で残っていた。

(うんこは残ってないし・・・オシッコだったのかな?)
(でもこの個室の中ちょっと臭うよな・・・)

和式便器が設えてあるブースは未使用時に扉が開けっ放しになる仕様になっているが、 ここは上下に隙間はあるものの未使用時にも個室然とした設えになっている。だからなのかニオイの感じ方が他のブースと少し違って感じられた。

(うんこはないのにニオイだけ感じられる・・・なんでだろ?)

僕は素手で濡れていないペーパーを拾い上げるとじっくりと調べ直した。ペーパーの中心部が何かに擦りつけられたような形状を保っていた。 特に色はついていない。 僕は意を決してその擦られたような場所のニオイを嗅いでみた。 老婆の置き土産の可能性だってゼロじゃないのに・・・

(あれ?ちょっとうんこ臭いかも・・・)

トイレットペーパー特有の匂いに混じってどこか便臭のようなものが感じられる。ただ、この女子トイレ全体がうんこ臭いのでそのニオイと混同してしまっているのかもしれない。

(こうなったらもう後には引けないな。よし!確認しよう!)

僕は素手のまま洋式便器内の水溜り部分に沈んでいるペーパーをすくい上げた。
ちぎれないようにそっと優しく・・・

(あぁ~あった!)

溶けかけたペーパーをなんとかゆっくり解いていくと中の方に茶色い筋状な汚れを発見した。 うんこを拭いた跡だ。 水溜り内にはまだペーパーが沈んでいたが多分それにはこれより濃度の濃い汚れが付着しているに違いない。 とにかくここを使った女性がうんこをしていた事だけは確定した。

(やっぱりうんこのニオイだったんだな。 ・・・ってうんこは?)
(拭いた紙は残っているのに本体のうんこが残っていないのはなぜ?)

ここで熟考している暇はないので仕方なくペーパーを便器内に捨てトイレの水を流してから個室を出た。手が汚れたので一旦洗面台で手を洗う。

(6つ中2つがうんこか・・・安ちゃんのうんこはどれなんだろう?)
(さぁ、あとは左側4つを残すだけ。うんこはあるかな?)

鼻が慣れたのだろうか、ここに初めて入った時に感じた強い臭気もそれほどまで感じなくなってきていた。しかし、あれほどまでに強く感じた臭気の原因が本当にコロコロうんちと洋式トイレの残り香だけなのだろうか? そもそも僕がうんこ疑惑を抱いてた娘は安を含めて3人いたはずだ。 となると、残り4つの中にうんこが残っている可能性はまだ十分にある。入口から見て左側の個室列は少しだけ奥に位置している。もしうんこをするのなら深層心理的に奥の個室を選ぶんじゃないだろうか?

僕は左側一番奥の洋式トイレから確認を再開することにした。ここは先程の洋式トイレの向かいで入口から一番遠くに位置する個室になる。

惨劇の洋式

(よぉ~し♪再開(^-^) まずは一番奥の洋式トイレを・・・   うっ!)

(うっ!  くっさぁ~~~~っ!!!(>_<))

扉が閉まっていたのでニオイがいつまでも留まっていたのだろう。信じられないほどの臭気が僕の鼻を襲う。 慣れたはずの鼻なのに個室内のニオイが生々しく感じられた。 向かいの洋式と同じく便器の蓋は閉じられていたが開けなくったって僕には分かる。 間違いなくこの便器の中にはうんこが残っている。 それも間違いなく下痢便だ! 下痢特有の硫化系のニオイがきつい。 しかも香水のような匂いが強く混じっていて余計に異臭感を高めている。 女子トイレ内に籠っているニオイの主成分がこの個室のニオイであった事にやっと気がついた。

(このフレグランス・・・昨日の夜にあの娘たちが帰ってきた時とさっき帰るときにフロント近くに漂ってた匂いだよな・・・)
(ここはあの娘たちの誰かが使ってたんだな(´・ω・`))

そう思うとかなり興奮度が高まってきたが仕事中なのでなんとか作業に集中する。僕は先程より覚悟を決めてからトイレの蓋を開けた。

(うぁ~なんじゃこりゃ!)

蓋を開けた便器内がビッシリとトイレットペーパーで埋められていた。それも和式便器を使った人が便を隠そうとして被せたものとは違い、お向かいさん同様に使用後のひしゃげたペーパーが大量にO型便座内に捨て入れられていた。

(あっ・・・ニオイ・・・(´・_・`))

蓋を開けた事によって便器内のニオイが立ち上ってきた。やはり便器内からは下痢特有のニオイが漂ってくる。 便臭が強くなったせいか先程まで感じられなかったニオイまでも感じられるようになった。 どこか乳臭いニオイがこの下痢便には混じっている。 なんて言えばいいのだろう?チーズのようなバターのような・・・ とにかく乳製品が逝っちゃったニオイがゆで卵のようなニオイに負けないくらいに主張し始めていた。

(昨日飲みすぎて下痢しちゃったのかな?)

とにかくこの状態で水を流してしまったらトイレが詰まってしまうことは間違いない。 仕方がないので僕は便器内のペーパーを素手でつまみ出し始める。2つ目あたりからペーパーに便の付着が認められるようになった。そしてつまみ出すほどに便の付着が段々と増えていく。 ペーパーの一つ一つが拭いた時の力の入れ具合が伝わってきそうなくらいにひしゃげているのが生々しい。

(このペーパーはあの娘たちの誰かの肛門に擦りつけられたものなんだな。)
(この汚れはその娘の肛門にへばりついていた下痢便なんだな。)

もしこれが誰のものなのかが100%特定できるのなら僕は躊躇わずにこれを口に含んだことだろう。そのくらい精神が高揚していた。しかしこれは多分あの娘達のうち誰か産物であることは間違いないはずだが、 僅かでもそれ以外の可能性が残っている現状では、 僕はそのリスクを負うだけの勇気が湧いてこなかった。だって婆ちゃんのうんち舐めたくないし(´・_・`)

便はコーンポタージュのような明るい黄色をしていて少し油を含んでいるのかペーパーの広範囲に艶やかに汚れが伸びている。 立ち上がる臭気が強くなるにつれ、もはや香水の匂いなどよりも完全に下痢臭の方が際立ってきていた。

ペーパーを両手で持ちきれなくなった僕は、便で汚れてしまわないように注意をしながらそれを床に置いた。

(随分拭いたなぁ~ まっ、下痢だからしょうがないか・・・ わっ!)

ペーパーをどんどんつまみ出していくと不思議な光景に出くわした。 大量のペーパーが層になっている中間部分に、 まだその下に使用後のペーパーがたくさんある状態で、ペーパーの上に少量の下痢便がかけられていた。 拭いた紙に大量の便がついているという感じではなく、拭いた紙の上に間違いなく下痢便が排便されている。

(あ~拭いてるうちにまたしたくなっちゃったんだな(´・ω・`))

誰なのかわからないがこの便の制作者の事が少し気の毒になってきた。下痢の時にトイレの水が流れないなんて僕だったらそんなの絶対に嫌だ。

下痢のかけられたペーパーは先程以上に慎重になって床の上に置いてある紙の上に重ね置いた。

そしてそのままペーパーをつまみ出し続けると遂に下痢便本体に到達した。便は水溜り部分とその前部の傾斜している部分との間に大量にされており、重さで傾斜からズリ落ちた便が水溜りの表面に浮いている。全体的に泡立っているような表面にいくつもの気泡が確認できる下痢便だった。あえて例えるなら焼く前のホットケーキのタネをコーンポタージュ色に染めたような物体だ。この段階で臭気は最高潮に達した。 せっかくもらったチャンスなので僕はじっくりと便器内を眺める。

(結構激しい下痢だったんだな・・・あっ、飛び散ってる(´・_・`))

ガス混じりの下痢便だったのだろうか? 便器にはけっこうな量の便の飛沫が飛び散っていた。 下痢便が勢い良く出て便器に跳ね返ったというよりは肛門から出た瞬間に便が爆ぜて飛び散ったような汚れだった。

(あ~ぁ、これが出たとき凄い音がしただろうな・・・聞きたかったな・・・)

ずっとここで下痢便を鑑賞していたい気持ちに駆られたがさすがに長居をする訳にはいかない。僕は後ろ髪を引かれる思いで便を流した。水流が下痢便を飲み込み水溜り部分で激しく混じり合いながら下水管へと消えていく。便は普通に流れていったが水流と便が混じったせいで独特なニオイが便器内から立ち上ってくる。

新たなニオイを発したが便は無事に流れた。 でも、 下痢便の付いていた部分の縁や、飛び散った飛沫が若干乾いてしまい、それらが輪ジミや点シミとなって便器にこびりついて残ってしまった。 僕は床に置いたペーパーを便器内に戻す過程でそのシミをこすり取る。 便のたくさんついているペーパーはそれ自体がものすごく臭かった。

僕はなんとか全てのペーパーを流しきると個室内にあった汚物入れを駆使して個室のドアを換気のため半開きにしておいた。これをしなければしばらくの間は誰もここに入ることはできないだろう。 もし男子トイレでこんなニオイを嗅いでしまったら思わず吐いてしまうかもしれない。それくらい強烈なニオイだった。僕は完全に鼻が馬鹿になった状態で次の個室に向かう。

(さて、ここの和式はオシッコのみ。水も流れる。 よし次!)
(次も和式・・・、あらら・・・ここも下痢だ・・・)

うんこ和式ふたつ目(下痢便少量)

和式便器の後方部分に少量の下痢便がしてあった。一応ペーパーを被せてはあったが便器底にあらかじめ少量溜まっている水と便自体の水分でペーパーが透けてしまっており表面に便の茶色い色が滲んできていた。 きっとこの便も下痢特有の強臭便なのだろうが、 少量なうえに先程の下痢便で鼻が馬鹿になっているのでニオイはそれほど気にならない。ここは少量だったので一回の水洗で便もペーパーもキレイに全部流れていった。

(よし。やっと最後だ・・・)

最後の和式トイレには使用した形跡がなかった。結局右列も左列も一番手前の便器の利用は大小とも無かった事になる。逆に両サイド一番奥の洋式便器2つともに排便の跡があった。これらの現象は羞恥心の現れなのだろうか?それとも偶然なのだろうか?

「また水が止まったんだって?うわっ!くっさ!」

突然後ろから声をかけられてビックリして振り返るとそこに主任が立っていた。

「あっ、おはようございます(´・_・`)」
「なんて顔してるのw 朝から大変だったね。」

「はぁ・・・おかげさまで色とりどりのを・・・(´・_・`)」
「あははw 見ちゃったんだwww」

「奥の洋式が惨劇でした・・・(´・_・`)」
「タイミングが悪かったね。あとは私がやっておくから帰っていいよ。」

「それじゃ後よろしくお願いします(´・_・`)」
「お疲れさま!それにしても臭いねぇw 」

そう言うと主任が換気用の窓を全開にした。女性の主任がきた以上もう僕がここにいる訳にはいかない。主任は僕がこういった事を苦手にしていると勘違いしているふしがあり、だからこそ僕のリアクションを面白がって今までもいろんな人のうんこ話を僕にしてくれる事が多々あった。そんな主任に甘勃起している僕の股間の張りを気付かれてしまっては大変だ。ショックを受けたフリをしながら今日はもう帰ろう・・・

(今日はちょっと疲れたな・・・あ~空気が爽やかだ( ´ ▽ ` ))

ロビーの空気が新鮮に感じられる。そのまま事務所に行くと菊池さんもタイムカードを押しに来ていた。

「お疲れ様です。」
「おう。大丈夫だったか?」

「はい。男女共ちゃんと流れました。」
「だべ?だいたい止まってた時間だって大した事ねえのにな。」

「そうだったんですね。」
「んだ。おっ、うるせえ社長が来る前に帰るべ!」

駐車場で車に乗り込む丹古母鬼馬二そっくりな菊池さんの姿に後光が差して見えた。普段が難儀な人なんで僕は苦手にしてたけれど、前回は陽子ちゃんの残り香を嗅ぐチャンスを作ってくれたし今回も若い娘達の(ものだと思われる)残り香を嗅ぐチャンスを作ってくれた。 これだけの事をしてもらえるのなら今まで怒鳴られ続けた甲斐があるってもんだ。続けて僕も帰路につく。

一人反省会と検証

帰りの車中ぼんやりと今日あったことを思い返した。

(それにしても臭かったなぁ・・・まだなんか臭う気がする(´・ω・`))
(うんこ率10分の4か・・・全部あの娘たちのだったのかな?)
(とりあえず長時間隠ってた安ちゃんはうんこ確定だとしても後の3人は誰なんだろう?)
(安ちゃんの他にも2人の娘が長くトイレに入ってたよな・・・)
(だったらあと一人は誰なんだろう?あの娘たちのうちの誰か?それとも・・・)

菊池さんが言うには水が止まっていた時間はそれほど長くなかったとの事。今日は暇な日だったのであの娘達がトイレに入り始める前には誰も女子トイレには入っていなかったはずだ。元々深夜帯は女性客が極端に少ないし今日はあの娘たちのほかには数人の常連客だけしか泊まっていなかった。常連客はあの時間帯に出入りがフロントから丸見えのロビートイレを使うことはほとんどなく、 清掃が終わってからの大浴場トイレか日中営業で開放されるレストラン横のトイレを使っているようだった。

(たぶん・・・たぶん4つともあの娘たちの作品なんだろうな( ̄▽ ̄))

少なくともあの強烈な混合臭の中には間違いなく安の便臭も混じっていたはずだ。コロコロうんちなのか、 流してしまった洋式なのか、 和式の少量下痢便なのか、それとも・・・

(滞在時間を考えると惨劇洋式が安ちゃんだと一番つじつまが合うんだよな・・・(´・ω・`))

僕はつじつまを合わせていく。

【一人だけ一足先にトイレに向かったこと】
これはトイレの水が流れない事を安が知らない状態でも安がうんこ目的でトイレに行ったのであれば十分に考えられること。 もし安が下痢をしていたのなら「音」 や 「ニオイ」を気にして仲間がいない隙にトイレでそれを済ませようとしてもなんの不思議もない。 水で音消しをしたって大きな音は消しきれないし下痢を自覚しているのならその警戒心はいつも以上に働くことだろう。 ニオイだって下痢だったらなおさら仲間に嗅がれたくなかったはずだ。 逆に考えればもし体調の不良を朝食中に訴えたのであれば仲間の娘たちが安に気を使ってトイレに行くのを少し遅らせた可能性もあるかもしれない。

【長時間隠っていたこと】
下痢ならば腹痛が治まるまで息み続けるのは当然の事だろう。惨劇洋式の利用者は拭いている最中にもう一度便をしたくなるほどの下痢だったのは使用後の跡が証明してくれている。 となれば惨劇洋式の利用者は長時間隠っていた可能性が高い。僕が確認している長時間利用者は安のみだ。

【ほかの娘のリアクション】
安のあとにトイレに向かった娘がトイレから出てきて待っていた娘に耳打ちをしたときのリアクション。 耳打ちされた娘が 「えぇ~」 と驚いてその後2人で大爆笑、そして僕の視線に気がついてヒソヒソ話。 これは一見、 水の流れないトイレを使用した娘がその事実を耳打ちして大笑いした感じにもとれる。 が、しかし僕が水を流しにいった時点であれだけ女子トイレが臭っていた事を考えるとその娘がトイレに入った時点でも女子トイレ内には便臭が漂っていたはずだ、もしかしてこれは誰かの「ニオイ」や「音」の事を笑ってたんじゃないだろうか? 耳打ちされた娘が直後にトイレに向かってすぐに出てきたのはトイレの利用じゃなくてその状況の確認だったんじゃないだろうか?

(そう思うと出てきた安ちゃんと普通に話してた他の娘たちってちょっと怖いな(´・ω・`))

本人には優しく接していても影では嘲笑う・・・ そんな女性の怖い一面を僕は目撃してしまったのかもしれない。

(もし僕の推理が当たっているんだったらなんか安ちゃんが気の毒だ・・・)

僕は惨劇洋式の利用者が安であって欲しいようなそうじゃないような複雑な気持ちに陥ってしまう。

(よし。うんこ別に検証していこう( ゚ー゚)( 。_。))

どちらにしても自分である程度納得できる答えが欲しかった。

まずは一番最初に発見したコロコロうんち。

このうんちは羞恥心の現れとしてトイレットペーパーで覆われていたが、 僕が発見した時点でペーパーに便器底の水がほとんど染みてきていなかったところをみると、まだこの処置をおこなってから僕が発見するまでそれほど時間が経っていないように思われた。

安が長時間踏ん張って出した便秘便なのかと一瞬思ったけれど、そうなると惨劇洋式を利用したのが誰だという新たな疑問が出てきてしまう。惨劇洋式内の便は少し乾き始めていた。一番長く女子トイレに隠っていた安の滞在時間が15分程度、それ以外に2人の娘が7~8分程度、あとの娘は数分程度でトイレから出てきていた。安の次に長い娘でも滞在時間が7~8分である。この程度の時間で下痢便が乾き始めるものなのだろうか?

それ以前に誰かグループ以外の女性が利用したとなると、個室内で便臭と一緒に漂っていた香水の匂いの説明がつかなくなる。そうなるとこのコロコロうんちは惨劇洋式の下痢便よりあとに生み出されたと考えたほうが自然だろう。時系列から考えてこのコロコロうんちを生み出した人間はトイレに入る前に水が流れない事を知っていたはずだ。

なのにその娘は排便を行った。

そんなに我慢できなかったんだろうか?便の状態から排便時の音は不意におならでも出ないかぎり便器に便が着地する音か硬便ゆえの息み声ぐらいしか注意点がないはずだがニオイと便そのものを他の人に晒してしまうリスクはどうしても避けられないのに・・・なぜ? 1分も歩けばトイレの使えるコンビニがあるのに・・・なぜ?

もしかしたら安のあとから一番最後に出てきた娘の産物かもしれない。しっかりと形のある便が腸内で大移動を始めた時の便意は意外かもしれないが下痢のときの便意より強いことがある。あくまでも僕の仮説だが、普段便秘気味の娘が朝食を摂った事で大腸反射が起きてしまい、あまりの便意になりふり構わず和式トイレでゴルフボール状の便秘便を数個排泄したとは考えられないだろうか?

あまりの便意に耐えられなくなってしまって水の流れないトイレと知りながらそこを利用してしまった。でも羞恥心はある。 なのでほかの娘が女子トイレから出ていくのを待ってから個室を出た。それでもまだ羞恥心があるので便にペーパーを被せた。

これだとペーパーに便器底の水が染みていなかった事にも説明がついてしまう。

あのグループの娘達は安以外の娘もみんな同じ年代の可愛らしいお嬢ちゃんたちだった。僕の好みが安だったのでどうしても安のうんこ探しになってしまうが安以外の娘だって十分に若くて可愛い子だ。 その中の誰がこのコロコロうんちをしたとしても素敵な話じゃないか!あの中の誰かが自分のうんこを他人に見せたくなくてペーパーを被せたと思ったら何とも言えないいじらしさを感じた・・・

次は残り香と拭いた紙しか残っていなかったうんこなしの洋式トイレを分析しよう(`・ω・´)

入口から向かって右列一番奥の洋式トイレ。ここには残り香とお尻を拭いた紙しか残っておらず肝心のうんこは便器内に残っていなかった。 左列奥の洋式トイレにはあんなに下痢便が残されていたのに・・・右列の洋式便器内にうんこが残っていなかった謎はまだ残ったままでした。 でもあの時は仕事をこなす事にいっぱいいっぱいでうまく理解できなかっただけで、 じつは2つの洋式トイレに使用跡の違いが出来てしまったのには簡単なカラクリがありました。

(あぁ~水を流したタイミングの違いだったのか・・・)

ここの女子トイレにある和式便器はすべて、金隠しの前にフラッシュレバーがついていて、それを押したり引いたりすることで水を流すタイプのものだったが、洋式便器だけはフラッシュレバータイプではなく便器の後ろに水を貯めるタンクが付いていた。なので断水中も「一回だけ」は水を流すことが可能だったわけだ。

便器内にうんこが残っていなかったのに残り香とうんこをぬぐった紙だけが残っていたという事は、ここを利用した女性がうんこをひり終えてから水を流したことを意味していた。

そうなるとこの女性は音消しをしていないという事になる。音消しをしなくていい状況・・・他の個室に誰もいない状態・・・最初に入った娘・・・

(えっ?ここが安ちゃん?)

しかしここを安の跡と考えてしまうと左列奥の惨劇洋式の利用者がいったい誰なんだという疑問が再浮上してきてしまう。本当に安がここに長時間隠っていたのだろうか?

確かに音消しをせず排便後に水を流したと考えるのであれば、誰もいない状況で排便をする事のできる安がここの利用者である可能性が高くなるのかもしれない。だが、だとすればなぜ中途半端に拭いた紙だけ便器内に残っていたのだろう?音消しをせずに排便を行うくらいだったらお尻を拭いてから最後に水を流しても良かっただろうに・・・

これも僕なりの仮説です。
ここの利用者はやはり音消しをしたんじゃないかと僕は考えます。水音に紛れさせてうんこをしようとした。 実際排便も行なった。 しかし水を流した際に異常を察知してその時点で排便を中断した。 この場合の異常とはいつもなら聞こえてくるはずのタンクに水が注ぎ込まれる水道音が聞こえてこなかった事。

どのくらいのうんこが排便されたかはわからないが残り香と拭いた紙に付着していた便を考えると実際に排便が行われた事自体は事実なので、便器内にうんこが残らなかったのは、超快便で一回の水洗で便が流れ切ったか、 もしくは異常に察知して排便を途中で止めたかのどちらかだといえよう。

そうなってくるとここの利用者が安である必要はとくに無くなってくる。
いや、安でもいいんだけど(´・_・`)

次は惨劇洋式の再検証・・・

そして左列一番奥の惨劇洋式。
ここにはたっぷりの下痢便が残されていた。ということはここの利用者は音消しの水洗を行った後も排便をし続けたということになる。途中で異常に気付いた可能性だって十分にあるのにそれでも排便をし続けたというわけだ。

しかしこれも拭いている最中にもう一度排便してしまうほどの下痢だった事を考えれば仕方のないことだと思われる。便器内の飛び散り加減を見ていても相当な下痢だったのは明白で、水が流れない状態であろうともそんな事に構ってはいられなかったのだろう。

音消しの水洗に乗せて下痢の第一波は流れていってしまったと考えると便器の水溜り部分に浮いていた下痢便は第二波以降の排便によるものだと思われる。 そこに拭いている最中にしたくなって出しちゃった分を入れるとここの利用者の排便量が相当なものだったという事が判明した。

ここでいつもの駄妄想。

女子トイレに誰もいないことを確認して一番奥の洋式便器に腰掛ける。音消しの水洗をしながら排便をおこなう。タンクに水が貯まらない異常に気付いたが一度始まってしまった排便を止めることはできない。女子トイレ内に響く放屁と下痢の脱糞音。便器から立ち上る臭気。治まらない腹痛。誰かが入ってくる前に排便を終わらせたい。 治まらない腹痛。個室内に籠る臭気。踏ん張っても踏ん張っても便意は治まらずに時折おならや下痢便が出てきてしまう。 やっと腹痛と便意が治まってお尻を拭き始めるが下痢で過敏になっている肛門を刺激してしまったせいか再び便意が襲ってきてしまう。そしてそのまま拭いた紙がたくさん詰まった便器内にもう一度排便。再度ペーパーでお尻の後始末。 女子トイレに人の出入りが出始めた。誰かに音を聞かれたかも・・・。 個室のニオイをどうにかしたい・・・。 ニオイが落ち着くまで個室に隠っていたいが水が流れないのでいつまで経っても便器から新しい臭気が立ち上ってくる。持っていた香水を個室内に撒いてみた。そのうち他の個室からも排便の気配がしてきた。私だけじゃない。出るなら今だ!

上記の妄想は僕の希望的観測がかなり含まれていますが、 便器内の様子や残った便、個室内の残り香などを鑑みると事実とそれほど遠くないのではないかと僕は思っています。 そしてここの利用者が安であろうとなかろうともあのグループ内の誰かがここに隠っていたのは香水の匂いが証明してくれてますし、たとえ安じゃなくてもあのグループの娘たちの誰かがこの個室内でアクシデントに遭遇した事実は僕のマニア心に火をつけるのには十分すぎるエピソードでした。

次は少量の下痢便が残っていた和式の検証です(´・ω・`)

順番的には一番最後に発見したうんこ。
左列手前から2番目の和式便器には少量の下痢便が残っていた。右列のお向かいにあったコロコロうんちの和式便器もそうだが、和式便器はタンクなしのフラッシュレバータイプの水洗トイレなので、ここの利用者は音消しをしない状態、 しかも水が流れない事を認識出来ている状態で排便を行ったということになる。それほどまでに我慢が出来なかったのだろうか。

お向かいのコロコロうんちに被せられていたペーパーが濡れずに残っていたのに対し、 こちらの下痢便に被せられていたペーパーは濡れて下にある便の茶色い色が透けて見えていた。これは便自体の水分も影響しているだろうが、 ペーパーを被せてから時間が経っていた事で便器の底に溜まっていた水分が浸透してきたと考えた方が自然だろう。

下痢ではあったが便器内に激しく飛び散った様子は見受けられず、 それほど勢いのある排便ではなかったことが想像された。 しかも少量。 元々軟便体質で一日何回も排便を行うタイプなのであれば、一回一回の排便量が少ないというのも頷ける。だが、だとするとわざわざ水の流れないトイレで排便を行う可能性は逆に下がってしまう。 ここを利用するにはそれなりの理由が必要なはずだ。耐え難い便意とか・・・ そう、下痢だとか。もしかしたらここの利用者は朝から数回の下痢をしていたのかもしれない。早い時間なら大浴場のトイレも利用可能だったしその時間だったら水も流れた。 そこですでに数回の下痢をしていたからこその少量だったのではないか。

その後、朝食を摂ったことで大腸反射が起きてしまい堪らず残りの便も排泄する事になった・・・。まっ、これも僕の希望がたくさん詰まった妄想ですが・・・

それにしても、僕が現場の確認をする前にうんこ疑惑を持っていた娘は安を含めても3人しかいなかったはずなのに、実際うんこの痕跡が4つの個室で確認できた事をどう説明すればいいのだろう?

あと一人は誰だったんだ?

菊池さんの「だいたい止まってた時間だって大した事ねえのにな。」という言葉を信じるのであれば、 やはり4つすべてあのグループの娘のうんこだという事になるだろう。 フロントに立っていれば無意識のうちにお客さんの動きを目で追っていたりするものだが、今日は朝から男性トイレの人の出入りは何人か確認できたけれど、女性用トイレの出入りはなかったと思う。

一番最初に入ったのが安で・・・安はうんこ確定。そのほかの7~8分入ってた娘もうんこだったはず。残りの一人は短時間で出てきた娘のなかの一人という事になる。 惨劇洋式は短時間にあれだけの事をするのは無理なので短時間の娘の利用は考えられない。 そうなるとうんこがなかった洋式か2つの和式のうちのどちらかという事だ。

(そもそもうんこ確定の安はどの個室を使ったんだろう?)
(安のうんこはどれ?)

惨劇洋式が安の所業だと特定できればそれだけで興奮はマックスに至るけれど・・・コロコロうんちかもしれないし・・・うんこなし洋式かもしれないし・・・

(もう何が何だかよく分からなくなってきちゃった(´・_・`))

僕はもうそれ以上考えることをやめた。
どんなに考えたって100%の特定は不可能だ。
そう思い僕は女子トイレに流れていないうんこがあったという事実だけ受け入れる事にした。

(惨劇洋式の下痢便があの娘たちグループの誰かのだってわかっただけで十分じゃないか・・・)
(それにしても洋式便器に下痢をひり放つ時の音聞きたかったなぁ~)

その夢は数年後意外な人物によって叶えられる事になるがその時の僕はそんな事を知る由もなかった。

僕の指にも置き土産

(それにしても臭かったな・・・まだ臭うような気がする(´・_・`))
(・・・っていうか、本当に臭いかも?)
(あれ?どこかにくっ付いちゃってる?)

運転し始めてからもう15分以上経つのに未だにうんこのニオイが感じられるのはさすがにおかしい。 鼻に染み付いたニオイにしては残りすぎだ。 僕は慌てて車を路肩に止めて全身をチェックした。 この車には友達の娘を乗せる機会も多い。うんこで汚れてしまっていたら大変だ。両手、袖口、肘の裏、足元の裾の順で調べていくがどこも特に汚れてはいない・・・。

(爪かな?)

僕はもう一度念入りに指先を調べる。

(あ~こんなところに・・・)

爪ではなかったが右手中指の薬指側に黄色い汚れが付いるのを発見した。僕は反射的にニオイを嗅いでしまう。

(うぁっ、くっさ!(>_<))

乳製品が逝っちゃったようなニオイ・・・惨劇洋式の下痢便だ・・・。たぶん拭いた紙を出し入れしている時に誤って指に便を付けてしまったのだろう。

(あのとき主任が急に来たから手を洗うのを忘れてた・・・(´・_・`))
(どうしよう・・・舐めちゃおうかな)

しかし、僕の中だけでは惨劇洋式の利用者はあの娘達の誰かだという認定がなされていたものの、 やはり100%の確信を持てない状態では口に入れるのはためらわれてしまう。そもそもうんこは生モノなので時間が経った便を口に入れちゃいけない・・・いや、一般常識的にうんこは口に入れてはいけない・・・

結局僕はもう一回だけニオイを嗅いだだけでその汚れをウェットティッシュで取り除いてしまった。

(なんかもったいないなぁ(´・_・`))

後悔ともつかない何とも言えない感情が湧いてくる・・・若い娘の(物と思われる) うんこを見ちゃったせいで完全に僕のスカトロスイッチがオンになってしまった。今晩も夜勤だがこのままだと今日は眠れない・・・

(よし!風俗だ!)

路肩に車を停めているのをいいことに僕はデリヘル「W」に予約の電話を入れる。

『はい。Wです。』
『あっ、いつも夜に使ってるハルですけれど・・・』

『まいどありがとうございます。ご予約ですか?』
『30分位あとにいつものホテルで大丈夫ですかね?』

『あきこさんは遅番なので夜にならないと・・・』
『あっ、ごめんなさい!今日はいま出てる娘でお願いします。』

『指名はございますか?』
『浣腸OKな娘で!』

『このまま少々お待ちくださいませ・・・』
『はい・・・』

保留音が聞こえてくる。この時間に浣腸のオプションができる娘がいるのかどうかも僕にはわからなかった。

『大変お待たせいたしました。 それではホテルに入りましたらまたお電話ください。』
『はい。あっ、浣腸OKの娘がいたんですか?』

『はい。大丈夫ですよw』
『良かった!それじゃまたあとで電話します。』

勢いにまかせてデリヘルの予約を入れてしまった。
それくらい僕の中で興奮が不完全燃焼していた。 僕のちんちんが、ご飯を前にして「待て!」と言われたままのワンコのような状態になってしまっていたのだ。これでは生殺しだ(´・_・`)

(今日はどんな娘が来たっていい!思いっきり浣腸して思いっきり射精してスッキリするぞ!)

風俗に行く理由など本当はなんだっていいはずなのに、僕は今回の一件で風俗に行くための体のいい言い訳を手に入れる事ができて完全に勢いがついてしまっていた。

僕は上がってしまったテンションをあえて抑えるためにハンドルとシフトレバーをわざとゆっくりウェットティッシュで拭いてからススキノのホテルへ車を走らせた。

→→→ 水浣腸を好む嬢 ミエちゃん

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