あきこちゃんに会いたい
初めてスカ風俗を体験してからずっと僕は風俗に関してだけは前向きな気持でいられる男だと自負していました。 プレイ中どこか一つだけでもいいところが見つけられればそれ以外のことは目を瞑ることも出来た。 そんな僕もまおちゃん以降ブー子に至るまでの間に自分のバイオリズムが下降線を描き始めている事を意識せざるを得なくなってきていた。 間違いなく回を重ねるごとに自分の思うプレイが出来なくなってきていた。
(あきこちゃんに会いたいな・・・(´・_・`))
僕は急に里心がついたようにあきこちゃんに会いたくなった。 しかし、ここ最近は僕の勝手な安心感からあきこちゃんを大事にしてこなかったのもまた事実だった。事前に予約することなく突然「今日会える?」と連絡してあきこちゃんを慌てさせたり、都合がつかなかったあきこちゃんに「なんで早く言わないの!」キレられることが続いていた。
(今回はちゃんと予約しなくっちゃ・・・)
僕はあきこちゃんにメールを送った。
『来週くらいに空いている日ってある?お店通してもいいけどあきこちゃんの都合が聞きたいです(^-^)』
すぐに返事が来た。メールではなく電話だった。
「あっ、突然ごめんね。」
「はる君どうしたの?」
「いや、久しぶりにゆっくり会いたくて・・・来週忙しい?(´・_・`)」
「夜遅くてもいいんだったらいつでもいいんだけど、 もしゆっくりするんだったら水曜日かな( ´∀`)」
「OK!次の日休みだから俺もその日がいいな(^-^)」
「いつもくらいの時間からでいいの?私どうすればいい?」
「あっ、ってゆーか、お店どうすればいい?」
「そんなのいいから!じゃあ私もその日はお店休む( ´∀`)」
「そうしたらどこかでご飯食べてからさ、郊外の温泉付きのホテルでゆっくりしようか?」
「温泉久しぶり~♪楽しみにしてる( ´∀`)」
「俺も楽しみだよ(^-^)」
「ゆっくりしようね( ´∀`)」
それまでもメールや電話では連絡を取り合っていたが実際に会うのは久しぶりだったので僕はテンションが上った。 そしてそれ以上に電話口でのあきこちゃんのはしゃぎっぷりが印象的だった。
その日はあきこちゃんの家の近くにあるコンビニまであきこちゃんを迎えに行った。 すでにあきこちゃんの家には数回遊びに行ったことがあったので今回も家まで迎えに行ってもよかったのだが「明るいうちは近所の目があるから・・・」とあきこちゃんが言い出して結局いつもどおりの待ち合わせになってしまった。そう言われてみれば確かに明るいうちにあきこちゃんの家に遊びに行ったり送り迎えをしたことは今まで一度も無かったな・・・
「なに食べに行く?」
「はる君わたし行きたいお店があるんだけど・・・いい?」
「うん。なに屋さんなの?」
「行ってからのお楽しみ( ´∀`) とりあえずススキノに向かって♪」
なんだかあきこちゃんがいつになく積極的だ。それに加えてお互い久しぶりに会うせいか車内に新鮮な空気が漂っている。今日は楽しくなりそうだ。ススキノに着くと僕たちは駐車場に車を預け、あきこちゃんに先導されるがままに古ぼけたビルのエレベーターに乗り込んだ。
「ここ?」
「そうだよ(*´ω`*)」
そのビルの最上階にはワンフロアすべてを使ったお店が営業されていた。
ワンフロアといっても小さなビルなのでビックリするほどの大きさではない。入り口には「カジュアルフレンチの店」と書かれている。
「フ・・・フレンチ?フランス料理?」
「そう。ここ安くて美味しいの(*´ω`*)」
グルメの知識に乏しい僕の頭の中では、フランス料理というだけでフランソワーズ・モレシャンが「ノンノンノン!」とダメ出しをし始めた。たしかフランス料理ってドレスコードがあって入り口で服装チェックをされるんじゃなかったっけ・・・? フランス料理だなんてテレビの中の世界だと思っていた僕はいっきに怖気づいてしまった。
「いやいやいや、俺ジーパンで来ちゃってるしマナーとか知らないって!」
「大丈夫w そういうお店じゃないから(*´ω`*)」
「お・・・俺ワインとかも全然知らないよ!」
「www テイスティングなんてないから(*´ω`*)」
「それに・・・ホテル代入れて3万くらいしか持ってないよ(´・_・`)」
「ここ下手な居酒屋より安いんだよ(*´ω`*)」
「ホント?(´・_・`)」
「ホントだって!ほらっ!入るよ(*´ω`*)」
いつもの「姉と愚図な弟」の図式のまま僕はあきこちゃんに手を引かれて店内に入った。確かに店内は高級店というよりは洋風居酒屋に近い内装だったけれど、大きな窓から見えるススキノの夜景が綺麗で、混んでいるのに静かな店内が独特の雰囲気を醸し出していた。 もう後へは退けない。あきこちゃんを信じよう。
「・・・・・・」
「ここチーズフォンデュとローストビーフが美味しいの(*´ω`*)」
「えっ?チーズフォンデュってスイス料理なんじゃないの?」
「そんなの知らない。とにかく美味しいの(*´ω`*)」
メニューを見ると確かにビックリするほど値段が安い。なるほど、これじゃあきこちゃんが言う通り下手な居酒屋に行った方が高くつく。僕たちはチーズフォンデュとローストビーフの他に店員が薦めた皿を数品取った。
「なにこれ?メチャメチャ美味しいじゃん!」
「でしょ?(*´ω`*)」
初めて食べるチーズフォンデュは想像を遥かに超える美味しさで、ローストビーフもファミリーレストランで食べるものより数段美味しかった。値段はファミリーレストランとそれほど変わらないのにこれは凄い。
ここで僕はちょっとした違和感のようなものを感じ始めていた。 あきこちゃんがあきらかにはしゃぎ過ぎなのである。 酔いが回ったのだろうか? そういえば一本取ったワインのほとんどをあきこちゃんひとりで空けてしまっている。はしゃいだあきこちゃんが時折大きな声を上げ店内の注目を浴び始めた。
「酔っちゃったの?(´・_・`)」
「酔ってないから(*`Д´*)」
愚問だった。この世の中に自ら酔っていることを認める酔っぱらいなどいない。
そんなことより楽しそうにしているあきこちゃんを見ているうちにいつの間にか僕の方まで楽しくなってきていた。
温泉付きのラブホテル
札幌競馬場のすぐ横に元々温泉旅館だったのが潰れてラブホテルになったところがある。 全室天然温泉完備なのが売りで、当時は出来たばかりの目新しさも相まっていつ行っても順番待ちだという噂がたっていた。料金も普段使っているススキノのホテルより高めの設定なのは知っていたが、久しぶりにあきこちゃんと温泉につかりながらゆっくりしたかった僕は奮発してススキノから少し距離のあるそのホテルへ向かうことにした。
「おぉ~入り口からしてなんか凄いねぇ(・。・)」
「ロビーも凄~い(*´ω`*)」
いつもススキノの安いホテルしか使った事がなかった僕には目に見えるものがいちいちモダンでお洒落で新鮮に映った。 いつものホテルは対面式で鍵をもらうシステムだったが、 ここでは入り口にあるお洒落なディスプレイで空いている部屋を選び、支払いも部屋の中にある自動支払機を利用するようになっていて基本的に誰とも対面する事なく利用ができるようだ。その後こういったシステムのホテルを幾つか経験することになるのだが当時の僕は全てが初めての事でなんだかとってもワクワクしていた。
「新しくてキレイな部屋だねぇ(・。・)」
「あぁ~私もこの部屋は初めて(*´ω`*)」
「このホテルも仕事で来てるの?」
「何回かあるよ(*´ω`*)」
「そうなんだ・・・(´・_・`)」
「・・・?」
当たり前のことだがあきこちゃんは仕事柄札幌市内のいろんなホテルに出入りをしている。よく考えれば本当に当たり前のことなのに僕はなんだかちょっとその事が面白くなかった。 このホテルの初体験を僕はあきこちゃんと一緒に経験したかったのだ。一緒に驚いたり一緒に喜んだりしたかった。このちょっとした違和感が次の何気ない会話で本格的なものへと変わっていく。
「ヾ(・д・` )ネェネェ そういえば今日うんこは?」
「夕方にしてきた」
「えっ?しちゃったの?Σ(゚д゚lll)」
「え?しちゃったの?」
「うん。した(*´ω`*)」
「なんで?」
「なんでって、はる君なにも言わなかったでしょ?(# ゚Д゚)」
「言ってないけどさ・・・(´・_・`)」
「でしょ?」
「お腹痛かったの?(´・_・`)」
「別に(*´ω`*)」
僕に会うのを分かっていながらあきこちゃんは出掛けにうんこを済ませてきたという。 済ませてしまったというショックもあるがそれ以上にしれっとその事を報告するあきこちゃんの態度に僕はムカついていた。
「いっや~・・・お腹痛くなかったらしてくる事なかったしょや!」
「言われてないんだから別にいいでしょ(# ゚Д゚)」
「俺たちは会ったらうんこでしょ?(´・_・`)」
「なにそれ!もうわたしお風呂はいるヾ(*`Д´*)ノ”」
今まであきこちゃんと会うときは必ずうんこが付き物だったので、すっかりあきこちゃんもその事を織り込み済みだと僕は勝手に思っていた。 しかし今回は事前に会うことを約束していながらあきこちゃんは僕と会う直前に排便を済ませてしまっていた。 しかもこの様子をみるにあきこちゃんはワザとにそうした可能性すらあった。でなければ、腹痛もないのに排便を済ませる理由などどこにもない。 僕がうんこを望んでいるのを知っていながらあきこちゃんは事前にうんこを済ませてきたのだ。
(なんだよ・・・せっかく早めに約束したのに・・・(´・_・`))
仕方ないので僕もトボトボとあきこちゃんの後を追った。あきこちゃんを怒らせてしまったので今日はこれから帰るまでずっとあきこちゃんのご機嫌取りをしなくてはいけないだろう。そう思うとトボトボ加減に拍車がかかった。
あきこちゃんはそのつもりなのか?
「・・・・・・(´・_・`)」
「は~い!はる君おいで~(*´ω`*)」
しかしなんだか様子がおかしい。浴室の中であきこちゃんが優しい笑顔を浮かべて僕においでおいでをしている。 僕は促されるままにお風呂の椅子に座った。
「・・・・・・?」
「は~い(*´ω`*)」
あきこちゃんがまるで子供をあやすかのように僕の身体を洗い始めた。これはこれで悪い気はしないが、さっきまでの機嫌とのギャップに僕は完全にポカンとしてしまう。 あきこちゃんはなにを考えているんだろう? なにか僕を試しているのだろうか?そう考えているうちに僕の身体が洗い終わってしまった。
「あっ、今度は俺があきこちゃんを・・・」
「いいからw お風呂に浸かってて(*´ω`*)」
僕は温泉に浸かりながらあきこちゃんが身体を洗っているところを眺めていた。今日は完全にあきこちゃんが主導権を握っている。 うんこが無しだったらこれから僕は何をすればいいんだろう?これじゃまるでセックスをしにラブホテルにやって来たカップルじゃないか・・・。そうこうしているうちに身体を洗い終えたあきこちゃんが湯船の中に入ってきた。
「あぁ~気持ちいイイ~(*´ω`*)」
本当にさっきまで怒ってた人なのだろうかと思うほど穏やかな顔をしている。
僕は掛ける言葉が見つからずその顔をずっと見つめていた。
「先に上がってるね♪はる君はゆっくりしてきて(*´ω`*)」
一分もしないうちにあきこちゃんが湯船から出て行ってしまった。酔っていたというのもあるだろうが元々あきこちゃんはのぼせやすい娘なのでこれは仕方がない。僕は温まりながらこれからどうするかをゆっくり考えた。
(さて・・・うんこなしでこれからどうしよう・・・)
(ってゆーか、一応イチジク浣腸はしてみようかな?)
(いや、まてよ・・・今日のあきこちゃんはうんこの話をすると怒りだすぞ・・・)
(食事をして、ラブホに来て、一緒にお風呂に入って・・・ってこれじゃ本当にセックスをしに来たカップルみたいじゃん!)
(・・・ん? セックス? ま・・・まさか・・・)
(あきこちゃんはそのつもりなのか?(;・∀・))
僕と会うことが分かっていながら出かける直前にうんこをしてきた。迎えに行った車内から積極的な姿勢を見せていた。食事中の今までにないハイテンション。 いざホテルでうんこの話題を出したら突然キレだした。だが一転してお風呂の中では優しくしてくれた。
(神様・・・これってGO!って意味ですよね?)
「据え膳食わぬは男の恥」ってどこかで聞いたことがある。もう行くしかない!
そう思うと急に緊張から胃がムカムカしてきた。というのも、この当時の僕は辛うじて童貞ではなかったものの、その童貞喪失が「女性がうんこするところを初めて見た日」の直後で、それ以降うんこにのめり込んだ僕はセックスのことなど何処かに置き忘れたまま生きてきたのである。うんこやアナルセックスに関してはある程度の自信があったものの、ノーマルなセックスの仕方などほぼビデオで得た知識しか持っていなかったのだ。
僕がバスタオルを腰に巻いてベッドルームに戻るとあきこちゃんがベッドの上でこちらを向いて微笑んでいた。
(この微笑みはどっちなんだ?(´・_・`))
とにかくあきこちゃんがそのつもりなのなら恥をかかせる訳にはいかない。
僕もベッドの上にあがりチューから始まって色々なことをし始めた。あきこちゃんも特に拒否をしているという感じではない。エアコンが利いているせいであきこちゃんの肌が少しヒンヤリとしていたがマンコに指をなぞらせると中心部がとても温かい。普段濡れにくいとこぼしていたマンコだが今日は温泉に浸かったせいだろうか湿り気がいつもより多い。 今か? タイミングは今なのか?
僕は意を決して勃起したチンチンをあきこちゃんのマンコにあてがって挿入を試みる。
(・・・?)
あきこちゃんが一瞬腰を引いてそれを拒んだ気がした。しかしそれは僕の気のせいかもしれない・・・ 僕はもう一度しっかりとチンチンをマンコにあてがって挿入に挑んだ。だが、あきこちゃんは完全に腰を引いて寝ている状態から起き上がってしまった。
「えっ・・・」
「だぁ~め(´∀`*)ウフフ」
「・・・・・・」
「はる君はこっちじゃないでしょ?」
「えっ?」
「はる君浣腸持ってきてるんでしょ?」
一瞬なんだかよく意味がわからなかったが、どうやらあきこちゃんはセックスじゃなくて浣腸をしろと言ってるようだ。
「持ってきてるけど・・・(´・_・`)」
「ほらっ、はい(´∀`*)」
あきこちゃんが姿勢を変えて女豹のポーズになった。徐々に事態が飲み込めてきた僕は猛烈に腹が立ってきた。
(ふざけてる・・・あまりにもふざけてる(´・_・`))
あきこちゃんのやってる事には整合性がない。じゃあ、なぜ僕と合う前にうんこを済ませてきたんだ。しかも腹痛はなかったと言うじゃないか。さっきうんこの話になった時キレる必要はどこにあったんだ。 あのセックスを匂わせる行動はなんだったんだ・・・そしてなぜ途中まで受け入れる風の態度を取ったんだ・・・なぜだ・・・
・・・ん?
でも浣腸はしていいと言ってるんだな。
とりあえず一本挿しておこう・・・
結局浣腸
出来るか出来ないかわからないセックスより確実な浣腸の方が大事だ。
僕はあきこちゃんの気が変わらないうちに急いでバッグの中からイチジク浣腸を取り出してあきこちゃんの肛門に突き刺した。 こんな時にも一応イチジクの容器内にある空気を抜いてから挿入してる自分が少し悲しかった。
「入ったよ(´・_・`)」
「どこですればいい?」
思い出した。あきこちゃんは便意を我慢できない娘だった。
「あっ、ちょっと待って!」
「はやくして!」
僕は洗面器を取りに浴室に向かいながらなんだかとてもやるせない気持ちになっていた。
僕はひとに試されるのが大嫌いだ。しかしあきこちゃんは僕を試した。
試したとしか思えない行動をとった。なぜだ・・・
「はい。これにして・・・あっ、」
チャッ・・・チャァ~~~ブボッ・・・
手渡そうと差し出した洗面器をひったくるかの如く僕から奪い取ると、あきこちゃんはベッド脇の床にそれをおいて排便を始めてしまった。
「もうちょっと我慢してよ(´・_・`)」
「・・・・・・」
そうは言ってもあきこちゃんが限界を迎えていたことぐらい僕にだってわかった。 ただ、僕を試そうとしたあきこちゃんに優しくなれなかっただけだ。しゃがんだあきこちゃんの傍らに立っている僕の顔のところまであきこちゃんのうんこのニオイがしっかりと漂ってくる。 洗面器の中を確認すると猫のウンチ程度の細い便が申し訳程度に一本転がっていた。
「まだ出そう?」
「・・・・・・」
声に出しての返答は無かったが、踏ん張るたびに時折聞こえてくるグジュグジュという肛門の鳴りをみるにあきこちゃんの排便はすでに終わりかけであるようだ。 これまでのあきこちゃんは浣腸をした場合、泡状の粘液を肛門から絞り出して排便のフィナーレを迎えることが多かった
「終わったんだったら拭いていいよ(´・_・`)」
「うん・・・」
僕はあきちゃんがお尻を拭いているところを傍らからぼんやりと眺めていた。
正直なところあきこちゃんの音とニオイでチンチンは勃起していた。でも射精に至るまでの興奮は得られていなかった。これはきっと精神的なものからきているのだろう。僕はあきこちゃんに試されたショックで気持ちの置所を失っていた。
しかし、本当にこれで終えていいのだろうか?
僕はずっとあきこちゃんと心が通じ合っているものだと信じていた。だが、今日それがあっさりと覆された。あきこちゃんはいったい今日なにをしたかったんだろう? 僕の心を弄ぶかのような振る舞いはすでに小悪魔のレベルを超えて悪魔の所業である。僕の心の中で悔しさと腹立たしさが暴れだした。そしてそれによってここ最近ずっと寝たきりだった僕のSっ気が突然ムクッと起きだした。
寝たきりだったSっ気が目を覚ます
この気持をどうしてくれよう。とにかく今日はあきこちゃんをこのまま帰すわけにはいかない。
しかし、僕は本物のSではない。 普段から去勢された羊のような人生を送っている男だ。 今回起きだしたSっ気だって最近までずっと寝たきりだったSっ気である。 僕には本格的に女性を責めるなんて事は出来ない。 あきこちゃんを恫喝したり叩いたりだなんて絶対にできるわけがない。でも、この割り切れない気持ちや腹立たしさはそのままにはしておきたくない。
(よし、ちょっとだけ意地悪をしてやろう( ̄ー ̄)ニヤリ)
僕はあきこちゃんにベッドに手をついてお尻をこちら側に向けるよう促した。あきこちゃんは黙ってそれに従う。そして僕は床に転がっていた使用済みのイチジク浣腸のカラ容器を拾い上げた。あきこちゃんは向こう側をむいているので僕が何をしているのかは知らない。
「ちょっと入れるよ」
「え?また入れるの?」
萎んだままのカラ容器の先端をあきこちゃんの肛門に再度突き刺す。そして僕はその容器の萎んだ部分を口に含み、犬歯で容器にいくつかの穴を開けた。容器の中に少量残っていたグリセリンが口内に流れ込んできて甘い。これで容器が完全に空になった。
「すぅ~~~~・・・・・・ふぅ~~~~」
「えっ?なになに?なにしてるの?」
僕は鼻から大きくいきを吸い込むと口内になるその空の容器に息を吹き込んだ。カラの容器はすぐにピンと張り詰め行きどころの無くなった空気があきこちゃんの腸内に消えていく。
「ちょっとそこに立って( ̄ー ̄)」
「いま何したの?」
僕は何も答えずにあきこちゃんのお腹を 「逆のの字」 にマッサージを始めた。
「・・・・・・( ̄ー ̄)」
「あ~お腹ゴロゴロいってる。」
「・・・・・・( ̄ー ̄)」
「はる君空気入れたの?」
「・・・・・・( ̄ー ̄)」
「もぉ~(´・ω・`)」
僕はマッサージの手を止めてベッドの縁に腰掛けた。あきこちゃんは立ったまま僕の顔を見ている。
「・・・・・・( ̄ー ̄)」
「・・・・・・(´・ω・`)」
「いま踏ん張ったらなんか出る?( ̄ー ̄)」
「なんか出るって言ったって・・・(´・ω・`)」
「出そうでしょ?( ̄ー ̄)」
「・・・・・・(´・ω・`)」
「我慢してても結局はしないと帰れないじゃん( ̄ー ̄)」
「・・・・・・(´・ω・`)」
「それとも帰りの車の中でする?( ̄ー ̄)」
「・・・・・・(´・ω・`)」
「待っててあげるから思いっきりしちゃいなよ( ̄ー ̄)」
「・・・・・・(´・ω・`)」
「ほらっ!( ̄ー ̄)」
「・・・・・・(´・ω・`)」
もう逃げられないと悟ったあきこちゃんが硬く目を閉じ、両手をグーにし
て肩を少しすくめた。
「( ̄ー ̄)ニヤリ」
「・・・・・・(>_<)」
ピギュ~~~・・・ボッ!
「あはははは。゚( ゚^∀^゚)゚。」
「・・・・・・(>_<)」
なんだかとっても凄いのが出た。
肛門の湿り具合や腹圧の掛け方の兼合いだろうか、 まるでドリフのコントみたいなおならが出た。甲高くて大きな音だった。それを聞いて僕の心が少し軽くなってくる。今日一日のモヤモヤした気持ちが晴れてくるような音だった。あきこちゃんが顔を真っ赤にして恥じらっているのも良い。
「いまのなぁ~に?www」
「・・・・・・」
セックスには消極的な僕もこんな時だけは積極的になれる。この面白いおならの音を責めない手はない。ここからは僕のターンだ!
「ヾ(・д・` )ネェネェ もしかして家でしてるおならってこういう音なの?」
「違うから・・・」
「嘘だぁ~普段聞かせてくれてるのはよそ行きのおならだったんでしょwww(゚∀゚)」
「もぉ~(>_<)」
「あっ、くさい!今日のおならちょっと大根チックなニオイがするねwww(゚∀゚)」
「そういうのいいから・・・」
「キャベツのニオイもする・・・あきこちゃん昨日野菜いっぱい食べたの?」
「もぉ~う~る~さぁ~い~!」
「まだ出るでしょ?」
「出ないから!」
「出ないんだったらいいけどさw きっとまだ出るよ(゚∀゚)」
「・・・・・・」
「・・・・・・(゚∀゚)」
「・・・・・・(>_<)」
シュ~~~~~ッ ビッ!
「あっ、いまスカすの失敗したでしょwww(゚∀゚)」
「もぉ~(>_<)」
「あっ、やっぱり大根だwww今日のおならくさいね(゚∀゚)」
「はる君ずるい・・・」
面白い音にキツめのニオイ、そしてなぜだかいつも以上に恥ずかしがるあきこちゃんの姿に僕は大いに奮した。スカそうとして失敗したのもな んだかとっても可愛らしい。
でも、ずるいってなんだ。僕のどこがずるいというのだ。 僕の要望は常にうんこやおならである。それを僕はいつでも隠すことなくあきこちゃんに伝えてきたはずだ。 それのどこがずるいというのだろう? それだったら今日のあきこちゃんがした思わせぶりな態度の方がよっぽどずるいじゃないか。
「もう一回ベッドに手をついて向こうむいて(・∀・)」
「え~またするの?はる君ずるいって!(>_<)」
僕はあきこちゃんが嫌がるのも構わずに再び肛門へカラのイチジク浣腸を差し込んで息を吹き込んだ。
「ふぅ~~~~」
「はる君ず~る~い~!(>_<)」
何がずるいのかいまだによくわからないが、あきこちゃんがそれを何回も言うのでその言葉にだんだん僕は興奮し始めてきた。今回は立っている時より腹圧の調整が難しそうなしゃがんだ姿勢で放屁をしてもらおう。
「あきこちゃんしゃがんで!」
「はる君ずるい・・・」
「おならしたかったら我慢しなくてもいいよ」
「・・・・・・」
僕はしゃがんでるあきこちゃんの前に回り、向かい合った状態で立膝を 付いた。そしてあきこちゃんの右手を取り、僕のチンチンのところまで誘導する。あきこちゃんは察してくれたように僕のチンチンをしごき出した。
「いっぺんに全部出しちゃってもいいんだよ」
「・・・・・・(>_<)」
あきこちゃんが目を閉じた。僕は頭を撫でながら来たる瞬間を待つ。
「・・・・・・(゚∀゚)」
「・・・・・・(>_<)」
ブッ!
出た。しかしこの短いのが一回だけで次が続かない。音が出た瞬間あきこちゃんの肩がピクンと動いた。
「出たね。もっと出しちゃって。」
「・・・・・・」
ブッ・・・・・・ブフッ・・・ブブッ・・・
おならが小出しに出てくる。どうやらあきこちゃんは音を最小限にしようと努力しているようだが、しゃがんだ状態での腹圧の調整に難儀しているみたいだった。
「さっきみたいに全部出しちゃってもいいんだよ」
「・・・・・・」
ブッ・・・ブゥ~~~~
「そうそう!全部出しちゃいな!」
「はる君ず~る~い~(>_<)」
ブゥ~~~~
もう消音は諦めたのかあきこちゃんが途切れない音のおならを放った。
おなら然とした音に新たに立ち上ってくるニオイ、そしてあきこちゃんが何度も言う「ずるい」というワードに僕の射精感が一気に高まってくる。
「あっ、イキそう・・・」
「はる君ずるい・・・」
僕はおならのニオイとあきこちゃんの髪の匂いを嗅ぎながら激しく射精した。そのほとんどがあきこちゃんの胸に飛び散っている。
「ごめん(´・_・`)」
「・・・・・・」
僕は慌ててベッドの枕元にあったティッシュを持ってきてあきこちゃんの胸を拭き始めた。
「もうお腹痛くない?大丈夫?(´・_・`)」
「・・・・・・」
「お尻とか痛くない?(´・_・`)」
「・・・・・・」
「ごめんね。具合とか大丈夫?(´・_・`)」
「・・・・・・w」
「なんかいろいろさせちゃってごめん・・・(´・_・`)」
「www」
「・・・?」
「はる君って終わったあといっつも謝ってるよねwww」
「そうだったっけ?」
「いつも終わったあと急に『ごめんね』とかいうのwww」
「あ~たしかに・・・(´・_・`)」
「www」
あきこちゃんに言われて初めて気が付いたが、どうやら僕は毎回賢者モードに入るたびにあきこちゃんに謝るらしい。もしかしたらあきこちゃんはそれを知っていたから僕がイクまで恥ずかしさに耐えていてくれたのかもしれない。
「・・・・・・(´・_・`)」
「ほらっ!もう一回お風呂に入るよ!」
いつの間にか僕のターンが終わっていていつもの 「姉と愚図な弟」 の図式に戻っていた。
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